川崎･中村憲剛がトルコへVIP待遇で移籍か!? 代表戦士に海外からのオファーが殺到!!

名古屋グランパスエイトが初優勝を果たし幕を閉じた今季のJリーグ｡
早くも来年1月に開幕するアジア杯に注目が集まる中､有力選手の周りがにわかに騒がしくなってきた｡

川崎フロンターレの日本代表MF中村憲剛の元には､現在トルコリーグ4位につけている強豪･カイセリスポルから獲得オファーが届く見込み｡
クラブ側は来週にも中村をトルコへ招待し施設など見学させる方針で､獲得への熱意を伝えるという｡
中村は先日､
｢年齢的に最後のチャンス｣(スポニチアネックスより)
と海外移籍への強い思いを明らかにしたばかり｡
カイセリスポルは欧州チャンピオンズリーグへの出場権が得られるリーグ2位以内を狙う切り札として中村に期待しているようで､年俸約2億円という破格の条件を提示するとみられている｡

また､今季で浦和レッズとの契約が終了する日本代表MF細貝萌にはドイツ･ブンデスリーガの強豪､レバークーゼンが獲得を検討｡
ドイツでは香川真司や長谷部誠などの活躍で日本人選手への注目度が増しており､来週にも正式オファーが届く見込みだ｡
細貝は浦和側から3～5年の長期契約を打診されているが､
｢どうなるか分かりません｡今は天皇杯(25日､G大阪戦)へ向けて結果を出せるように頑張りたい｣(ニッカンスポーツより)
と態度を保留しており､2014年のW杯出場へ向けて海外挑戦を決断する可能性は高い｡

さらに今シーズン､ベストイレブンに選出されたサンフレッチェ広島の日本代表DF槙野智章は10日にもドイツへ渡り､ブンデスリーガの環境を視察｡
移籍については､
｢欧州移籍市場が開く1月1日から本格化しそう｣(同)
と長期戦を覚悟しているが､ドイツでは練習に参加する予定もあり､実力が認められれば即オファーに繋がる可能性もありそうだ｡
槙野はすでに国内でオファーのあった名古屋､横浜M､柏の3チームには断りを入れており､選択肢は海外移籍か広島残留の2つに絞られている｡

ステップアップを目指し､続々と海外へ挑戦していく日本代表戦士たち｡
2014年W杯に向けたサバイバルレースはすでに始まっているようだ｡

(2010年12月11日)

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