クラブワールドカップは今年も2強対決!? 欧州､南米王者に死角ナシ!?

サッカーのクラブ世界一を決める『TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ UAE 2010』が8日､アラブ首長国連邦(UAE)で開幕した｡

開幕戦は開催国代表･アルワハダ(UAE)とオセアニア代表･ヘカリ(パプアニューギニア)が激突｡
アルワハダはホームの大声援を背に前半から2点を奪い試合を優位に進めると､後半16分にはアブドゥルラヒーム･ジュマーがダメ押しの3点目を決めて3-0と快勝｡
11日に行われるアジア代表･城南(韓国)との準決勝に駒を進めた｡

次戦は10日､アフリカ代表･マゼンベ(コンゴ)と北中米カリブ海代表･パチューカ(メキシコ)が準々決勝で対戦する｡

6大陸の代表が集結しクラブ世界一を決める同大会だが､実質､欧州代表と南米代表の2強対決となることがほとんど｡
過去5大会の決勝はすべて欧州代表と南米代表の顔合わせだ｡

今年の欧州代表は昨季の欧州チャンピオンズリーグを制したインテル･ミラノ(イタリア)｡
オランダ代表MFスナイデルやカメルーン代表FWエトーらタレントが揃っており､昨季まで国内リーグ5連覇とまさに黄金期を迎えている｡
今季すでに4つのタイトルを獲得しているインテル･ミラノ｡
5つ目の栄光に向けスナイデルは､
｢2010年は素晴らしかった｡クラブW杯で優勝できれば､僕はオランダ代表でW杯決勝に進出しただけでなく､インテルで5つ目のトロフィーを獲得することになる｡シンプルに､忘れることのできない一年となるね｣(goal.comより)
と強い意欲をみせている｡

一方の南米代表･インテルナシオナル(ブラジル)はインテル･ミラノに比べ地味な印象は否めないが､2006年の同大会で欧州代表･バルセロナ(スペイン)を破り優勝した勝負強さは健在｡
高さのある固い守りと､アルゼンチン代表MFダレサンドロを中心とした鋭いカウンターで4年前の再現を狙う｡

果たしてこの2強を破る番狂わせを起きるのか｡
決勝は18日に行われる｡

(2010年12月9日)

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