ザック新監督が早くもオシム越え宣言!? 自らに課した厳しいノルマとは!?

あくまで結果にこだわる｡

サッカー日本代表のアルベルト･ザッケローニ新監督は､就任会見の中で自らに厳しいノルマを課した｡

｢アジア杯はトップ3を狙わないといけない｡日本は世界で力を見せた｡アジア杯でも見せないといけない｣(スポーツ報知より)

来年1月7日に早々と開幕するアジア杯(カタール)での目標を明確に定めた｡

2007年の前回大会､オシム元監督が率いた日本は3連覇を目指したが､結果は4位｡
3位までに与えられる次回大会のシード権を得ることができず､南アフリカW杯直前にアジア杯予選が組み込まれ､強化に大きな支障が出た｡
2011年アジア杯でも同様のルールが適用される見込みのため､2014年ブラジルW杯に向けて､この目標が持つ意味は大きい｡

"オシム越え"を宣言した新監督は､すでに準備を開始している｡
原博実技術委員長､関塚隆コーチらとは入念に会議を重ねており､1日にはナビスコ杯準々決勝･F東京-清水戦を視察する予定だ｡
2日から始まる日本代表合宿にも参加し､ベンチには入らないものの練習から指示を出すという｡

欧州で輝かしい実績を持つザッケローニ監督は､
｢就労ビザが出たら､ずっと日本に住む｡Jリーグも練習から視察したい｣(毎日新聞より)
と話しているように､真面目な性格と探究心が魅力｡

オシム元監督はアジア杯後に退任騒ぎになったが､新監督は結果を残すことができるか｡

(2010年9月1日)

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