ペケルマン氏で決定か!! サッカー代表監督人事､ついに決着

サッカー次期日本代表監督に､元アルゼンチン代表監督のホセ･ペケルマン氏の就任がほぼ決定的となった｡

大幅に遅れていた代表監督人事にようやくゴールが見えた｡

原博実強化担当技術委員長は､個人名こそ出さなかったものの､
｢彼も日本に来たい､やりたいと思っているし､こっちもやってもらいたいと思っている｡日本をリスペクトしているし､勉強熱心な方｣(日刊スポーツより)
と正式決定が間近であることを認めた｡

現在､候補として考えられているのがペケルマン氏と､昨季までセリエAの名門ユベントスで指揮を執っていたアルベルト･ザッケローニ氏｡

しかし､W杯南アフリカ大会前から原委員長はペケルマン氏の温和な人間性と指導力を別格視しており､
｢ああいう人に監督をやってもらいたい｣(同)
と語っていたことから､ペケルマン氏が有力と見られている｡

ペケルマン氏は若手の指導に定評があり､2006年W杯ドイツ大会で自ら育て上げた､フアン･ロマン･リケルメ､ハビエル･サビオラら｢ペケルマン･チルドレン｣を率いて華麗なサッカーを展開し､チームを8強に導いた｡

この世界的大物監督には､アジアのライバル･オーストラリアをはじめ､アルジェリア､コートジボワール､ペルー､エクアドルなどの強豪国が代表監督のオファーを出していた｡

現在､弁護士､税理士を交え細部を詰めている段階で､30日にも正式発表されるという｡

(2010年8月30日)

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