ウルグアイ｢失う物は何もない｣決勝進出かけ今夜準決勝オランダ戦へ!〔W杯〕

6月11日に始まったW杯南アフリカ大会も､残すところ4試合となった｡
そして準決勝第1試合､ウルグアイ対オランダ戦は日本時間7日午前3時半から行われる｡
5日は両監督らが試合会場で公式会見に臨んだ｡

50年ブラジル大会以来､3回目の優勝を目指すウルグアイのタバレス監督は､｢オランダは今大会のベストチームの一つ｣と相手の力を認めた上で､

｢両チームに等しくチャンスがある｡どんな相手でも分析し､強みを消し､弱点を突く｡できることはすべてやる｡失う物は何もない｣と決意を語った｡

78年アルゼンチン大会以来､3回目の決勝進出と初優勝を狙うオランダのファンマルウェイク監督は｢ウルグアイは情熱があり､危険なチームだ｡守備が素晴らしい｣と､こちらも相手を評価｡
自らのチーム状態については

｢故障者など大きな問題はない｡フィジカルもメンタルも安定している｡4強に入ったが､満足していない｣と､さらなる高みを見据える｡

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングはウルグアイが16位､オランダは4位｡
しかし過去の対戦はウルグアイの3勝1敗｡W杯では74年西ドイツ大会に1度だけ対戦し､オランダが2-0で勝っている｡
戦績からは今大会で勝利を手にするのはどちらか､予測不能だ｡

準決勝のもう1試合､ドイツ対スペイン戦は日本時間8日未明にダーバンで行われる｡

(2010年7月6日)

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