★ミラ・クニス「ゴシップ誌は読まないし、SNSもやらないわ」(2018/07/05)

米人気ドラマ『ザット’70sショー』のジャッキー役でどこか憎めないティーンエイジャーのお嬢様をコミカルに演じ、一躍人気を博したミラ・クニス(34)。彼女がこのほど人気ファッション誌の表紙に登場し、俳優アシュトン・カッチャーとの結婚生活やメディアの過熱報道などについて語った。

米国で1998年からおよそ8年間にわたり放送された人気ドラマ『ザット’70sショー』。放送開始当時わずか15歳だったミラは、最年少ながらいつも上から目線な物言いといじっぱりなジャッキー役を体当たりで演じ、一躍ヤングセレブとして脚光を浴びた。同人気ドラマで共演したアシュトン・カッチャーと2015年に結婚し、今では3歳のワイアット・イザベルちゃんと1歳のディミトリ・ポートウッドくんのママである。このほど表紙を飾った人気ファッション誌『COSMOPOLITAN』8月号では、以前と変わらぬセクシー&キュートなミラの魅力が全開、エイジレスな美貌を披露している。

10代からハリウッドの第一線で活躍してきたミラだが、今でもその私生活は驚くほど質素でSNSもやらないというアナログ派である。自身のことが書かれたゴシップ誌も一切読まないという徹底ぶりだ。

「だいたい年に1回の割合で妊娠して、離婚の危機も年に1回は来ることになってるわね。」

まるで他人事のように語るミラは、スーパーのレジ横に並ぶゴシップ誌のタイトルから自身についての情報を目にするという。しかし何を書かれても冷静でいられるミラも、誤った情報に一喜一憂させられている自身の両親を思うとやはり心中穏やかではないようだ。

過去にはミラが「妊娠中に緊急事態となり病院へ搬送された」という誤報が流れ、その時は両親や祖父母は精神的に大きなダメージを受けたそうだ。インタビューで「あのストレスは、おそらく誰にもわからないと思うわ」と明かしている。一方で「3人目を妊娠」という誤報に対しては、これがいつか本当になることを両親は期待しているのだとか。「妊娠報道が出るたびに『オメデタなのか?』って父に聞かれるの」と答えている。

またミラはSNSをやらないセレブとして知られているが、かつて出演した番組で次のように語ったこともあった。

「私がいつトイレに行こうが、そんなことは他人は知る必要のないことよ。」
「“つぶやく”って言ったって、一体何をつぶやいたらいいの?って感じ。」

夫のアシュトンは、以前は積極的にSNSを利用するタイプだったというが、最近の「目立ってナンボ」「ネガティブなことをツイートした者勝ち」といった風潮に、以前ほどSNSを楽しめなくなってしまったという。

承認欲求や所属欲求を満たすツールとしてSNSを利用する人が多いなか、ミラ&アシュトンはしっかりと自分たちの意見を持ち、リアルな世界でのコミュニケーションを大切にしているようだ。そんな等身大の姿が、“好感度ナンバーワンカップル”と呼ばれる所以なのかもしれない。

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