★ライアン・レイノルズ、昔から抱えていた「不安症状」 彼なりの対処法とは?(2018/05/23)

とても明るく冗談も大好きな『デッドプール』シリーズの人気俳優ライアン・レイノルズ(41)。しかし彼はこれまでの人生でほとんどの期間を不安症状と闘い続けてきたとのこと。メディアのインタビューで、彼なりにどう苦しみに向き合ってきたのかなどについて告白している。

このほどライアン・レイノルズが『ニューヨーク・タイムズ』の取材に応じ、長いあいだ不安症状に苦悩してきたと告白。笑顔が多くジョークも好きな彼だけに意外であるが、本人はこのように話している。

「そう、不安症状を抱えてきたのさ。これまで絶えずね。」

そして「生まれてから今に至るまで、ほぼずっと抱えてきた問題なんだ」と明かし、こう続けた。

「症状が軽くて『ああ、これが心配だな』という程度で済む時もあるし、もっと深みにはまって闇に落ちた気分になることもあるんだ。」

そんなライアンはテレビ番組に出演する前になると不安感が増し、吐き気がすることさえあるそう。そのような状態になった背景に「亡き父の影響がある」と考えているようだ。幼少期のライアンは絶えず「パパをイライラさせちゃダメなんだ」と気をつかう生活で、その父親の存在ゆえに「家庭環境は不安定だった」という。

そのため父との関係は複雑だったものの、コメディが好きになったのも父の影響だったのだそう。そのおかげでユーモアセンスも身についたといい、それを“自衛手段”として不安感と闘ってきたという。またインタビューで人を楽しませると、不安感の大部分をかき消すことができるとも明かしている。

ちなみに不安症状に悩むセレブは多く、『anxietyexit.com』によるとジェニファー・ローレンス、アデル、デミ・ロヴァート、テイラー・スウィフト、ケイト・モスらも同様の問題を抱えているとのこと。「普段よりも不安感が強い」「自力での対処は困難だ」などと自覚した場合には、精神科や心療内科などに行き診察を受ければ、適切な治療を受けることができる。「それは抵抗がある」という人もいると思われるが、そのような必要はまるでない。『marylandaddictionrecovery.com』にも「治療を受けることを恥ずかしいと思う必要はない」「非常に効果のある治療法があるのだから」として、助けを求めるよう提唱している。

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