★マット・デイモンがピンチ? マサチューセッツ工科大学卒業生が「あの名作のアイデアは僕のもの」(2018/05/09)

1997年の米映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は、当時知名度が低い役者のひとりにすぎなかったマット・デイモン、そして彼の親友ベン・アフレックが脚本を手掛け、非常に高い評価を得た末にアカデミー賞授賞式などで脚本賞を受賞した。今もこの映画を愛するファンは多いが、そんな中「ちょっと待った」という人物が現れた。

マサチューセッツ工科大学を舞台にした名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は、マット・デイモンとベン・アフレックが脚本を担当。故ロビン・ウィリアムズら素晴らしい俳優の出演、また感動的なストリーラインもあり多くの映画ファンに支持され、今も人気が高い。

しかしこの作品について、同大学の卒業生バーナード・コーエンさん(Bernard Cohen)が「そもそもアイデアは僕のものだった」と主張しているという。現在はアーティスト兼ライターというコーエンさんは、ウェイター、バーテンダー、お抱え運転手、そして映画のエキストラといった様々な仕事をこなして生活している。彼は90年代半ばに当時まだ駆け出しだったプロデューサーのクリス・ムーア(同映画関係者)と出会い、自身のアイデアを明かしたとのこと。コーエンさんは16歳にしてマサチューセッツ工科大学にやって来たという才能豊かな人物を知り、このストーリーを思いついたそうだ。

「そうなんです。ムーアさんに話して『(話を仕上げる)手助けをしてくれる若者を知りませんか』と聞いたんです。」

コーエンさんによると、その後ムーアはハーバード大学で知り合いだったマット・デイモンに話を持ちかけて対面が実現したという。

「ええ、でも僕は文書にしていたわけではなく、(アイデアの全ては)口頭で伝えたのです。映画に出してほしいともお願いしませんでしたよ。」
「でも僕はこう言いました。この作品が映画になって脚本賞を獲得したら、感謝の言葉がほしい。そして僕の次の映画の資金を出してほしいと…。」

ちなみにコーエンさんはマットらが脚本賞を獲得した後になってムーアに連絡を入れたというが、ムーアは「何のこと?」と何も知らぬという態度を取ったとのこと。しかも「もう二度と連絡はしないでほしい」とコーエンさんに言い放ったというから、これが全て事実であれば非常にたちが悪い。なおマットの代理人は「現在本人は海外にいますので」とマットのコメント不可をアピールしているが、騒動が長引けばマットやムーアが何らかの釈明をする可能性もあるかもしれない。

関連キーワード
若者 もの 支持 人物 主張 担当 文書 名作 役者 アイデア 受賞 年代 卒業生 素晴 知名度 本賞 出会 評価 マット・デイモン 態度

最新海外ニュース[一覧]

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau