★メリル・ストリープがマライア・キャリーに嫌味(2018/01/12)

米時間7日に開催されたゴールデングローブ賞授賞式に、意気揚々と出席した歌姫マライア・キャリー。しかし、うっかり大女優メリル・ストリープのために用意されていた椅子に座ってしまったとのこと。その日の様子を「ビッチ」という言葉まで交えて語ったメリルだが、マライア本人もTwitterでこの日に起きた出来事に触れている。

このほどメリル・ストリープが『Jimmy Kimmel Live!』に出演し、ゴールデングローブ賞授賞式の会場で起きた出来事について、このように語った。

「ビッチが、私の席を盗んだのよ!」

真顔で言ったわけではなく冗談めかしてではあったが、これに続きメリルは嫌味タップリにこう続けているのだ。

「私が自分の席まで行ってみると、そこにマライア・キャリーが居たのよ。そしてスティーヴン・スピルバーグ監督の隣に座ってゴマをすっていたわ。」
「マライアはこう言っていたわよ。『オーマイゴッド、移動していたらここに座るように言われたんです』って。だからこう伝えたの。『いえいえ、どうぞそこに居て! あなたの膝に座るとするわ!』って。だってほら、座り心地が良さそうじゃない。」

なんとも皮肉タップリなメリルの言い分を知ってか、マライアはTwitterを更新。釈明と謝罪をこう書き込んでいる。

「コマーシャル休憩の間に、みんなにまじってトイレに行ったの。それから最初に見つけた(人の座っていない)席についたら、なんとスピルバーグ監督の隣だったわ。次のコマーシャル休憩で、誰がその席に戻ってきたと思う?」
「親愛なるメリル、どうか私を許してください!!!」

しかし最近は、メリルについての批判の声も少なくない。というのもセクハラで多くの女優や映画関係者を苦しめたハーヴェイ・ワインスタインと何度も仕事をしながら“その問題は知らなかった”と主張しているからで、今回のゴールデングローブ賞授賞式の前には性的暴行被害を受けた女優ローズ・マッゴーワンが「メリルのような女優たちは、喜んであのブタ野郎と仕事をしたのに授賞式には(セクハラに抗議すべく)黒の衣装で行くのよ」「でもあなた達の沈黙こそが問題なの」「(そういう女優達が黒の服で授賞式に行くような)偽善は軽蔑するわ」とツイートしており、メリルの長い女優人生にも味噌がついた形になった。今回マライアをビッチと呼んだメリルに対しても、映画ファンから「全て知っていて何もしなかったくせに」「マライアのうっかりミスをとやかく言えるのか」といった声があがっている。

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