★キム・カーダシアン、人種差別批判受けて釈明(2017/06/22)

先日、キム・カーダシアン(36)が自身のメイクアップライン『KKW Beauty』を宣伝すべく美しい写真を何枚も撮影。それらをインスタグラムにアップしたのだが、肌全体が小麦色であることに一部ファンから「わざわざ黒人のような肌色にしている」という批判が噴出した。このことでキムが釈明するに至った。

このほどキム・カーダシアンが『The New York Times』の取材に応じ、顔・体を黒人のように黒く塗ったとする批判を振り返り、このように語った。

「当然のことだけれど、私は人を怒らせたいなんて決して思わない。」
「私は素晴らしい写真家を雇ったの。素晴らしいスタッフもね。それに撮影時、私の肌は確かに日焼けしていたわ。(撮影用カメラの)コントラストがオフになっていたのかもしれない。でもあの写真を私は大勢の人に見せたわ。そう、多くの業界人にね。でも誰にもそんな指摘はされなかったのよ。」

しかしキムは「批判に反感を抱いたわけではない」といい、すぐに適切な対応をしたという。

「そうよ、批判した人達の理由にも敬意を払っているの。だから変更すべき点は修正したわ。問題に気付き、すぐに(問題のないものに)変えたのよ。ええ、批判から確かに学べたわ。」

ちなみにキムは2015年に人気誌『LOVE』の表紙を飾ったが、その時は眉をブリーチし意外な表情を披露。しかも全身が黒かったことから、その時も「なぜ黒人に見せる必要があるのか」「キムは黒人ではない」という批判が続出していた。また妹カイリー・ジェンナーも2年前に肌が黒く見える写真をインスタグラムにアップし、「黒人差別だ」という批判を受けたことがある。しかしカイリーは「ブラックライトとネオン電球を使用したのよ。みんな落ち着いて」と綴り、差別意識など全くなかったことを強調した。

逆パターンとして、マライア・キャリーの元夫でキムと交際した過去もあるニック・キャノンは、過去に白人メイクでアルバムのプロモーションを敢行。これに対しても「白人が黒人に変装したらバッシングを受けるのに、逆は許されるのか」「白人差別だ」といった批判が噴出し、大騒動になった。ちなみに日本では過去にガングロと呼ばれるメイクが若い女性の間で流行したが、これも海外メディアの多くに「非常に奇妙」と報じられた。ファッション史に残る人種差別の例として紹介したメディアもあったが、日本でそれを差別と考えた人は少なかったようだ。黒人のカニエ・ウェストと結婚し彼の子を2人産んだキムにも差別意識は無かったはずだが、少しばかり配慮が欠けていた感は否めない。

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