★グウィネス・パルトロウ激白 “異常すぎる健康志向”は「父のがん宣告がきっかけだった」(2017/01/06)
健康を意識し、特に食生活については大変なストイックぶりゆえに「異常」「こっけい」とも揶揄された女優グウィネス・パルトロウ(44)。しかしその“こだわり”も、すべては最愛の父に対する「がん宣告」がきっかけだったのだそう。これに深く苦悩し恐怖心を抱いたグウィネスは、自分自身の健康につき真剣に見直し徹底的にヘルシーな暮らしにこだわるようになっていったという。
TV・映画監督などとして活動したブルース・パルトロウは、2002年にがんと肺炎の合併症のため50代の若さでこの世を去った。その死に大変な衝撃を受けた娘グウィネスは、2013年にこう語っていた。
「私は本当にパパっ子だった。だから今も喪失感が消えないの。今日も父を思い泣いてしまったわ。こう思ったの。『私にはパパが必要』って。」
「父の死から10年経っても、この深い悲しみはいっこうに癒えない。ただ悲しみに襲われる頻度が減る。変化はそれだけなの。」
そんなグウィネスにとって、父の闘病と死は耐え難い恐怖だったという。その姿を自分と重ねたグウィネスは、米メディア『PEOPLE』に当時のことをこのように振り返っている。
「父が(がんとの)宣告を受けたとき、私はあれもこれもと色々なことをすっぱり止めたの。まるで狂ったようにね。マクロビオティックに異常にこだわった時期もあるわ。」
「父が病気になって苦悩したの。それがモチベーションになったのよ。」
父が病気になる前は健康について「考えもしなかった」というが、父の闘病と死に大打撃を受けたグウィネスは激変。健康状態を常に気にし、極端なヘルシー志向にこだわる暮らしを始めたという。しかし今は「要はバランス」と察しており、時にはフライドポテトを食べアルコールを飲むこともあると語った。
過去には添加物や加工食品を徹底的に避け「Crazy diet stories(イカれた食生活)」として全米メディアに取り上げられたが、その極端な行動の裏には誰より敬愛していた父の重病、そしてその後の壮絶死と癒えることのない悲しみがあった。
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