★アン・ハサウェイ、アカデミー賞受賞は「ちっとも嬉しくなかった」(2016/10/23)

映画『レ・ミゼラブル』(2012年)に出演するにあたり、長く豊かだった髪をバッサリ切り激ヤセして役作りに励んだ女優アン・ハサウェイ。その演技が高く評価されアカデミー賞を受賞、当日は感極まって「本当に受賞できたわ」と声を震わせる場面もあったが、アン曰く「本当はちっとも嬉しくなかった」「あんな高価なドレスを着て授賞式に行き、罪悪感もあった」という。授賞式後は「スピーチが不自然すぎた」「驚いた演技がバレバレ」などと散々バッシングされ、ずいぶん嫌な思いをしたそうだ。

映画『レ・ミゼラブル』でファンティーヌを演じ、第85回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイ。オスカーを手にしたアンは声を震わせ感謝の言葉を述べたものの、「わざとらしい」「あの驚きかたは偽物」と散々バッシングされた。そのアンがこのほど『The Guardian』のインタビューに応じ、受賞につきこう述べた。

「すごく気まずかったわ。」
「あの映画を撮影し、正気を失っていたのよ。まだ調子は戻っていなかった。なのにステージで多くの人達の前に立ち、(受賞につき)幸せだって感じなきゃならなかった。そんな気持ちはなかったのに。」

また当日アンは8万ドルともされるプラダのドレスを着用していたが、これについても嫌な気分だったという。

「そう。オスカー女優になって嬉しいはずなのに、私は嬉しくなかったの。多くの人が生涯目にすることもないほど高額なドレスを着てあの場に立った―それが正しいことだとは思えなかった。そして苦悩を表現したことで賞を受けるなんて…。」

しかし賞を受けステージに立ったアンは、「嬉しいフリをした」とのこと。そのことがバレて授賞式後に猛バッシングを受けたが、その苦い経験についてはこう振り返っている。

「最悪だったわ。でもそういう経験をするとこう実感するの。『恥ずかしくて死にそう』なんて思っちゃうけど、恥ずかしいくらいで人は死なないのよ。」

なぜかアンチが多く、何をしても嫌味を言われてしまうアン。式の前には受賞を想定しスピーチの練習をしていたとも報じられ、「どの役者も受賞を予期していれば練習するのは当然」「でもそれがアンだと叩かれるのはなぜか」とファンの間で話題になった。ちなみにアンにはアンチも多いがファンはそれ以上に多く、本人は「もう旬の時期は済んだ」と語っているものの、今も仕事は順調そのものだ。

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