★【訃報】ビヨンセも追悼…グラミー獲得の米ブルース歌手が死去!!(2012/01/21)

グラミー賞獲得経験のある、アメリカを代表するブルース歌手エタ・ジェイムズが1月20日(金)、白血病による合併症のため死去。享年は73でした。

1938年、アフリカ系アメリカ人の母親の元に生まれ、祖父母に育てられたエタ。12歳の頃に母親と共に移住すると、間もなく女性2人とボーカルグループ「Peaches」を結成。歌手ジョニー・オーティスに才能を見出され、彼に提供された「The Wallflower」を55年にリリースすると米R&Bチャートで1位を獲得。その後も多くのヒット曲を世に送り出し、通算6度のグラミー賞を獲得、93年にはロックの殿堂入りを果たしました。

そんな輝かしいキャリアの一方、キャリア初期から麻薬中毒と闘ってきたエタ。90年代には極度の肥満にも悩み、2003年、治療のためにバイパス手術を受け、90キロ以上の減量に成功。しかし2010年に白血病と診断され、さらに認知症とC型肝炎も患うことに。そして20日、74歳の誕生日(25日)を目前にして、カリフォルニア州の病院で死去。

訃報に際して、2008年に公開された映画「キャデラック・レコード」でエタ役を演じたビヨンセは、「心にポッカリ穴があいたようだわ。彼女は間違いなく最高の歌手だった。彼女の音楽界への貢献は不滅」とコメントしています。

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