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ジョニー・デップが英コメディアン、リッキー・ジャーベイスの番組にゲスト出演。今年のゴールデン・グローブ賞で“ネタ”にされたことをジョニーが話題にしたために一触即発のムードとなっている。

　リッキーのフェイク・ドキュメンタリー風コメディ「Life’s Too Short」に出演したジョニー。彼は部屋に入るといきなりリッキーのコップを灰皿代わりに使用して、空気を凍りつかせた。
　明らかに不機嫌なジョニーにリッキーが「君に何か悪いことをしたかい？」と質問。するとジョニーは「どういう意味だい？僕を2億人の前で馬鹿にするようなことかな」と今年のゴールデン・グローブ賞を思い出させるような返答をしている。

　リッキーが司会を務めた今年のゴールデン・グローブ賞。彼は行き過ぎたジョークで出席者の多くをネタに笑いを取った。ジョニーも例外ではなく、リッキーは彼がアンジェリーナ・ジョリーと共演した『ツーリスト』について辛口のコメント。同作は興行的に失敗したにも関わらず、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたことについて「主催者が二人のファンだったんじゃない？あとは賄賂を受け取ったらしいね」と言い放った。
　このときカメラが切り替わると、ガムを噛みながら引きつった笑顔を浮かべるジョニーが映ったことも話題になった。

　「Life’s Too Short」で仕返しの機会を得たジョニー。「賞の後に、友人と君についてのジョークを考えたんだ。これを心に留めてほしいね」と語るジョニーは「僕の知る限りティム・アレンを馬鹿にするヤツはいない」とリッキーに言い放った。
　ティム・アレンは映画「トイ・ストーリー」シリーズにおけるバズ・ライトイヤー役の声優。ゴールデン・グローブ賞でやり過ぎたリッキーが空気を察知して慌てて「トイ・ストーリー」を称賛したことへの皮肉のようだ。

　ネタばらしをすれば、もちろんすべてはコメディ番組におけるコント。しかしあまりの迫真の演技のために“ジョニーが本気でキレてる？”と感じてしまう。それとも本当にゴールデン・グローブ賞での屈辱を根に持っていたのだろうか。

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