JALのスッチーが不満爆発!! 「責任を取れ」「頭を下げっぱなし」悲惨な職場環境の実態!

(12/14)
空運業の国内最大手、JAL(日本航空インターナショナル)が今、業績不振に陥っているという。

札幌駅前では、OBらが「JALに乗ってください」とビラ配りをし現役社員の為に一肌脱いだわけだが、一方で企業年金問題については多くのOBが不満の声を挙げているのが現状。

後輩を応援する先輩がいる一方、「現役が責任を取れ!」と迫るOBも多いという。
これに対して現役スッチーたちが怒りの声をあげている。20代の国際線スッチーは以下のような不満を述べている。

「『責任を取れ』と言いたいのは私たちの方です。OBは月25万円近い企業年金をもらって、削減計画ではわずか3割カット。現役社員は5割カットですよ。給料だって月とスッポン。OBスッチーは年収1000万円以上の高給取りでしたが、私たちは時給1300円の契約社員を終え正社員になっても年収500万円程度。おまけに今冬はボーナスゼロ。だいたいOBは定年退職後も飛行機にタダで乗れる制度がある。私たちがツケを払わされているようなものです」

JALにはいずれ公的資金が注入されると言われており、それを国民に納得してもらうためには当然、社内では経費削減が進められている。現役スッチーの職場環境は悲惨な状態だという。

「コスト意識を高めるため、仕事に必要な書類や封筒にも5円とか7円とか値札が張ってあります。事務所の廊下の照明は半分が消されて薄暗いし、飛行機は地上待機中は空調を止めるから真夏はサウナ状態。のどがカラカラになりますが、機体重量を減らして燃料代を節約するため、『飲み物は機内に持ち込まず現地調達するように』と言われています」(20代・国内線スッチー)

「ANAスッチーとの差もくっきりです。彼女たちはドイツ製の高級ブランド『リモワ』のスーツケースが支給されていますが、私たちはボロボロの中国製の使い回し。空港では肩身が狭く、すれ違うときは下を向いちゃいます」(30代・国際線スッチー)

「ステイ先のホテルは以前と比べて2ランクダウンしました。虫が天井を這っている宿もあります。でも一番きついのは、経営不振へのお客さまからのおしかりです。コックピット(操縦士)と違って、私たちは頭を下げっぱなしです」(30代・国際線スッチー)

「女性がなりたい職業ランキング」で以前は上位常連だったスッチーも、15歳~22歳のアンケートではトップ10外になってしまうのも、このような複雑な裏事情が影響しているのか。

今や"キャビンアテンダント"と呼ぶようになってしまった"スッチー"だが、航空業界の花形として返り咲きしてもらうためには、職場環境の改善は必至であることは間違いない。
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