80年前に埋没したはずの「幻のトンネル」が大阪府で見つかる!!

(12/11)
大阪府柏原市峠の大和川北岸の地中から、大規模な地滑りによって崩壊したとみられていた鉄道トンネル「亀ノ瀬隧道(ずいどう)」の一部が約80年ぶりに見つかり、国土交通省大和川河川事務所が9日、報道陣に公開した。

このトンネルは1892年に大阪鉄道の王寺(奈良)―青谷信号所(大阪)間の大和川右岸に生駒山地を貫く形で建設されたが、1932年の地滑り後に埋没し、出入り口は封鎖されていた。

ところが、昨年、国土交通省が排水トンネルの敷設工事で周辺を掘削作業中、全長約500メートルのうち、66メートルが崩壊を免れていることが確認されたという。

消えてしまったと思われていたトンネルが現存していたことに、関係者は

「まさか当時のまま残っていたとは」と驚きの声を隠せなかった。

同市教委と国交省は、市民向けの見学コース設置など一般公開の方法を検討するという。

市教委の担当者が「約80年前の空気が詰まったまさにタイムトンネル」と話すこのトンネル。

建設当時の雰囲気が凝縮されて伝わってくる不思議なトンネルだ。

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