国内最速320キロを目指す新型東北新幹線｢E5系｣が東京駅にお目見え!!

(12/10)

2001年春から東北新幹線へ導入される予定の新型車両｢E5系｣が9日夕方､東京駅に初めてお目見えし､報道陣に公開された｡

JR東日本によると､｢E5系｣は国内最高となる時速320キロでの営業運転を目指している。

今年6月から試運転を始め､仙台―北上駅間を中心に走行しているが､この日は停車位置やドアの位置などを確認するため､東京駅に入った。

導入当初は最高時速300キロで運行する予定の｢E5系｣。13年3月頃には320キロに達し､東京―新青森駅間を最短3時間5分で結ぶ予定だという。

この｢E5系｣は､トンネルに入った時､押し出される空気で生じる騒音を抑えるため､先端部分が約15メートルと長く突き出ているのが特徴。

カラーリングは､上半分が鮮やかなメタリックグリーン､その下に細くビビットなピンク色のラインが入り､下部はホワイトの3色となっている。普通車の座席の感覚を広くするなど快適性も追求しており､乗客が満足の行く空間をつくりあげた｡

東京駅では､特徴である先端部分が姿を見せると､ホームで待ち受けた鉄道ファンらが駆け寄り､熱心に写真に収めていた。

近い将来､この｢E5系｣が東京駅から最速320キロで新青森への旅をいざなってくれるだろう。

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