優秀な学生の早期獲得目指す名門私大、相次いで付属校新設

(12/09)
東京都内や関西の有名私大が来春より相次いで付属校や系列校を新設する。

早稲田大学は来年4月、東京都練馬区の付属高「早稲田大学高等学院」に中学部を開くほか、創設者・大隈重信の生誕地である佐賀県内・唐津市に、系列の中高一貫校「早稲田佐賀中・高校」を新設する。早大教務部の付属・系属校プロジェクト室の梅原竜司課長は「トップ層の子供が中学受験で他の中高一貫校などに流れてしまう。優秀な人材を全国から集めるための拠点に」と説明する。

また、中央大学は東京都小金井市の附属高の隣接地に附属中を新設し、中高一貫教育を始める。さらに、横浜市の「横浜山手女子中・高校」は2010年に「中央大学横浜山手中・高校」と校名を変え、2011年に正式に付属校となる予定。同校は今年4月に中大の系列校となり、その効果はすぐに中学入試に表れ、同校の受験者数は定員120人に大して、2008年の65人から296人に急増した。

一方関西でも、来年4月に関西大学が大阪府高槻市に小中高の一貫校を新設するほか、関西学院大学も他の学校法人と合併し、中高一貫校を開く。

こうした動きは、優秀な学生の早期囲い込みを目指す私大側の思惑と、大学への進路保証(例えば中大横浜山手高校では6〜7割が中大に進学できる予定)を期待する親子の期待が背景にあるとみられる。優秀な生徒の獲得競争が若年化する一方で、学生からすれば、入試で有名大学を目指すよりも進路が保証される附属校の魅力は大きいということか。
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