小栗旬凶気に染まる!!不朽の名作「時計じかけのオレンジ」舞台化
(07/28)

1962年にアンソニー・バージェスが発表した小説「時計じかけのオレンジ」を原作に1971年にキューブリック監督が映画化し物議を醸しながらも大ヒットとなった映画「時計じかけのオレンジ」が小栗旬クン主演で日本で初めて舞台化されます。

この作品の主人公は暴力やセックスなどやりたい放題で欲望の限りを尽くす自由主義と、すべてが管理されている全体主義社会とのジレンマを描く社会風刺作で、映画版では近未来風の衣装やセットに、目を覆いたくなるほどの生々しいリンチシーンや輪姦シーンなどが映し出されています。

既に1990年にイギリスで舞台化されており、アメリカやカナダでも続いて舞台化がされていました。

これまで日本国内でも舞台化の話はあったものの、主人公・アレックスにふさわしい役者が見当たらずなかなか実現できなかったと制作にあたるホリプロがコメントしています。

小栗旬クンは映画「クローズZERO」や舞台「カリギュラ」で暴力シーンや残虐非道な役どころを熱演、その姿に制作サイドは「狂気を感じた」と去年の夏にオファーを出したそうです。

小栗旬クンは「中学生のころに初めて映画を見て衝撃を受けた作品。自分がやるということに正直、最初は驚きました」と、やりがいのある役どころに出演を即決。

劇中では小栗旬クンが生歌を披露するシーンも予定されており、ファンの前で生歌を披露するのは初めてとなります。

舞台出演を熱望していたという小栗旬クンは「ムサシ」以来1年10ヶ月ぶりの出演となります。

映画でアレックスを演じた俳優、マルコム・マクダウェルは映画公開当時28歳で、ちょうど今の小栗旬クンと同い年なので、「不思議な縁」を感じているとのこと。

映像や音楽が入り乱れた新感覚ドラマで、小栗旬クンが観客を狂気の世界へ導いてくれそうです。
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