大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」浅井三姉妹の一生を徹底紹介!
(01/11)
1/9(日)より放送開始になった「江〜姫たちの戦国」。
女主人公、おそらくターゲット層も女性ということで感情的・叙情的なシーンが多く、"合戦ドラマ"を期待する男性陣が首をひねるような反応も見られた。

とはいえ、初回は21.7%の高視聴率。あの大ヒットした「篤姫」を越えている。
このドラマを見て初めて日本の歴史に正面から向かう女性視聴者も多いかもしれない。

徳川2代将軍・徳川秀忠の正室となり戦国を駆け抜けた、「江」「お江与」と呼ばれた女性の一生とは、どのようなものだったのだろうか。
淀殿(茶々)・常高院(初)・崇源院(江)のいわゆる「浅井三姉妹」は、「戦国一数奇な運命を辿った姉妹」として知られている。
今回は略年譜で母親・お市の方と2人の姉と共に生きたその一人の女性の一生を探ってみたい。

【浅井三姉妹(江を中心に)の人生 略年譜】

1568 信長の妹の市、浅井長政に嫁ぐ。
1569 茶々が生まれる。
1570 初が生まれる。浅井と織田の「姉川の戦い」が起こる
1573 江が生まれる。父・長政は信長に敗れ自刃。江ら三姉妹は、母・市と共に信長に引き取られる。
1582 天下統一間近に「本能寺の変」信長、死す。市は柴田勝家に嫁ぐ。三姉妹も勝家の居城、越前・北庄城に移る。
1583 勝家、秀吉に敗れる。市は勝家とともに自刃。三姉妹は秀吉に引き取られる。
1584 江、尾張国大野城主・佐治一成に嫁ぐ。「小牧・長久手の戦い」の後、一成と離縁になる。
1592 江、秀吉の甥・豊臣秀勝に嫁ぐ。まもなく秀勝は出陣し、朝鮮で病死。
1597 江、千姫を産む。
1603 関ヶ原の戦いの後、家康が征夷大将軍となり、江戸に幕府を開く。江と秀忠の長女・千姫は大坂城の秀頼に嫁ぐ。
1604 江、竹千代(のちの家光)を産む。
1606 江、国松(のちの忠長)を産む。
1607 江、松姫(のちの和子)を産む。
1609 高次、没。初は出家し、常高院と称す。
1614 「大坂冬の陣」和睦交渉に、常高院(初)が活躍する。
1615 「大坂夏の陣」淀、秀頼と共に自刃。
1620 江と秀忠の娘・和子、入内(後水尾天皇の中宮となる)。
1623 江と秀忠の長男・家光、三代将軍となる。
1626 江、江戸城にて没。

「大奥」などでは春日局との対立から、次男・忠長を溺愛し家光を疎み廃嫡を企てる悪女のイメージも強い。
だが家光よりも忠長を可愛がったのは、忠長が伯父・織田信長によく似ていたためであるともいう。

信長・秀吉・徳川3代と戦国の世の立役者の間近に生き、様々な物語を残した女性・江。
史実を理解しながら大河ドラマを見ていくのも、深い楽しみ方となるかもしれない。
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江〜姫たちの戦国〜

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