NHKドラマ「桂ちづる診察日録」、主演・市川由衣が見せた女優魂
(09/10)
市川由衣が「牢医」として活躍するドラマ桂ちづる診察日録(NHK土曜19時半〜)。
女性たちの不幸に直面したストーリーを描いており、評判も上々だ。

市川にとって、今回が初めての時代劇。
地毛を生かして結い上げた日本髪も着物も、非常によく似合っている。

「着物を1人で着たこともなかったし、医師の役も、殺陣も初めて」という市川は、
半年前から日本舞踊を稽古したり、道場に通ったり、手術を見学したりと、事前の準備にも時間をかけた。

「不安なことをなくしてから撮影に入りたかったんです」とのこと。
女優としての気合が見てとれる。

演じる女医ちづるは、亡父が残した治療所を継ぎ、運び込まれる患者が抱えた事件に巻き込まれていく。
この役については、
「一言でいえば、すごく芯のある女性。曲がったことが許せない。
今の女性から見ても、共感しやすい人だと思います」とコメント。

連続ドラマでの主役も、初めての経験となるが、
「自分がブレたら作品もブレる。やるべきことを一生懸命やるだけ」、
「女優という仕事は、いろんな人生を生きると同時に、自分自身のいろんな経験を生かせる仕事。
つらいことがあっても、その時の感情がどこかに生かせる。そう思うと、強くなれる気がする」
と真っすぐに取り組んでいるようだ。

自身もまた、芯の強さを感じさせる笑顔を見せる市川由衣。
彼女の女優としての成長をじっくりと見ていきたい。

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