向井理、靖国神社の参拝へ。「1年に1回でも深く考えたい」ドラマ「歸國(きこく)」にも出演
(08/17)
14日にTBS系列で放送された終戦ドラマスペシャル「歸國(きこく)」に出演した俳優・向井理が、本ドラマ撮影前に靖国神社を参拝したことを15日付けのブログで明かしている向井はその日のブログを「幸せ」と題し、戦争について「一年に一回でも深く考えてみても良いんじゃないでしょうかね」と終戦記念日となる8月15日に自身の思いを綴った。
「決して終戦『記念日』ではありません。戦争に関わった人全てに於いて、まだ戦争は終わっていないからです」と率直に語り、同ドラマ撮影前に靖国神社を参拝したことを告白。
ドラマ劇中の自身のセリフについても触れ、日本が抱える靖国問題について
「じゃあ何故それが問題なのか?それを理解しなければ何も進まないと思います」と持論を展開した。
8月15日が来ると改めて今の自分の幸せを感じるといい、理由として「ちゃんと生きて、生活できているから。それこそ戦争中はいつ死ぬか、家族の安否もわからぬ生活を送る人が多かった訳だから、それに比べたら幸せ過ぎて申し訳ないくらいです」と謙虚な表現。
当時を考えると今の自分は不平不満を言えるほど頑張っているのか疑問とした上で、戦争で散っていった人たちに感謝の気持ちを表した。
向井は今現在も世界で起こっている戦争にも思いをはせ、「日々戦争のことを考えるのは難しいですが、一年に一回でも深く考えてみても良いんじゃないでしょうかね」と問いかけた。
現在28歳の向井。ドラマや映画で大活躍中だが、まじめで率直な人柄がその人気の源とも言えるだろう。
著名人である彼が、賛否両論を呼ぶ話題を取り上げたことにも彼の実直さが伺える。
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