「泣かないと決めた日」「ライフ」「人間失格」…いじめドラマを見てしまう心理とは!?
(02/16)
放映中のドラマ「泣かないと決めた日」(フジテレビ)は、職場でのいじめを扱った社会派ドラマだ。榮倉奈々演じる新入社員への無視や陰口、責任の押し付け、作業の妨害など、容赦ない職場いじめが描かれている。
「こんな世界が現実にあるの??」
「東京ってあんなに怖いもんなの??」と驚く声が多い。しかし一方で、共感する声も多く見られる。
さまざまなブロガーが、自身が体験した職場いじめについて述べている。
「1年目の頃、休憩時間にロッカールームに駆け込んでびーびー泣いたこと、今でも忘れません」
「いじめに加担してる人たちの目つきとか雰囲気。見たことある。超デジャブ」
「イジメられてる時ってずっと頭の中が真っ黒っていうか…自分だけ取り残された気分「
「『あんた馬鹿?』『人間としてどうなの?』なんて発言を何度言われたことか」
など。
ドラマで描かれるいじめは番組スタッフが実際にリサーチしたものだという。
それが演技派揃いの女優陣によって表現され、はっきり言ってかなり怖い。
今後はいじめの背景となっている不安定な職場環境も描かれていくとか。
思うにこのドラマは、主人公と同じ社会人1年目の若者向けなのだろうか。
就職した子どもを持つ親が見るべきだ、と訴える視聴者もいる。
「描かれるイジメの数々はある種の"再現ドラマ"。
かわいい我が子がようやく入った会社でこんな目に遭っているかもしれない。
家族にも言えず悩んでいるかもしれない。
だからこそ、ヒロイン瞳(榮倉)の"反撃"方法に注目したい。」
のだと。
誰もがその人生の中で多かれ少なかれ触れたことのある「いじめ」。
古くは家なき子、人間失格、近年ではライフなど、度々ドラマとして取り上げられるのは、それだけいじめが人々にとって「共通」のテーマ・問題意識だということだ。
「いじめる方が100%悪い」「いやいや、いじめられる方に原因があることだってある」
議論はその状況によって様々だが、そういったいじめの現場に何か惹かれるものがあるとすればその「醜さ」ではないだろうか、と想像する。
醜いものに惹かれる、といっては語弊があるが、「これはいけないことだ」と感想を持つことで、
自分のモラルを確認しているということなのかもしれない。
あなたは「いじめられる」ドラマを、どんな風に見ているだろうか。
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