韓国ドラマからシンデレラストーリーが消えた!?最近の傾向は「現実性」
(02/09)
韓国ドラマといえばそのファンタジー性、誰もが憧れるシンデレラストーリーによって多くの日本人ファンを魅了してきた。そこには日本のドラマではあまり見られなくなった恋人達の初々しさや青春くさい友情の輝きがあり、ファンはその独特の雰囲気にに引き込まれている。
しかし、本場韓国ではその状況は少し違うようだ。
最近の韓国のドラマの傾向について、MBCドラマ局の中堅監督はこう語る。
「ドラマのトレンドは常に変化しているが、ここ2−3年は特に、現実的な共感を土台にした作品が手堅い人気を得ている。
視聴者たちは、食傷気味のシンデレラストーリーよりも、ささいな日常や職業に対する悲喜こもごもなどを描いたドラマを好んでいるようだ」、と…。
実際、韓国では「パスタ」「明日に向かってハイキック」「まだ結婚したい女」など、現実性に基板を置いた物語のドラマが年明けにこぞって放送されている。
視聴率20%を超えて善戦している、「ドラゴン桜」原作の「勉強の神」は、韓国で最大の話題の一つである教育問題をリアルに描いて目を引いているドラマだ。
「頭のいいやつらにだまされたくなければ、君たちがルールを作る人間になれ」
という極めて現実的な教育観を説く天下大特別班の担任カン・ソクホ(キム・スロ)と、
「教育は無限の競争体制や市場論理だけで判断してはいけない」という英語教師ハン・スジョン(ペ・ドゥナ)の対立は、韓国社会が抱える教育に対するテーマを鋭く描いている。
今後日本に輸入されてくる韓国ドラマも、時を経るにつれだんだんと現実味を帯びたドラマになってくるのだろうか。
そのとき韓国ドラマは、現実的なドラマを嫌という程見せつけられている日本人の心に、どのような物語として映るだろう。
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