堺雅人のコメディ演技の才能が天才的! 「リーガル・ハイ」視聴率上昇中
(06/13)
現在放送中の堺雅人主演ドラマ「リーガル・ハイ」が第8話で視聴率14.5%を記録し、「鍵のかかった部屋」「ATARU」「37歳で医者になった僕」「三毛猫ホームズの推理」とジャニーズドラマ陣が高視聴率を記録する中、追い上げを見せている。

「オリ★スタ」読者が選ぶ「春ドラマ☆AWARD2012!!」でも各賞3冠を獲得し、最終回に向けて勢いをつけた同作。堺雅人がこれまでに演じたことのないハイテンション&嫌味でエキセントリックなキャラクター・古御門研介が強烈なインパクトを視聴者に与えている。

「負け知らずで法外な報酬を要求する天才弁護士」というキャラクターだけではなく、元妻の顔を見ておなかを壊したり、恐ろしい依頼があれば新垣結衣演じる黛に「ばかぁぁぁ!」とネコパンチ。
「ヘタレ」な部分も見えてきて、まるでコントのように笑い所が満載だ。これも堺のコメディ演技の才能がなせる技だろう。

先日発売された『「リーガル・ハイ」公式BOOK』の中で堺は、「どんどんふざけて、どんどんハジけていきたい」「ヘンテコな芝居をしたいと思ってる」とコメント。新境地を楽しむように演じているようだ。

「子役は使い捨ての消耗品」といった毒づきが子役自身のセリフとして登場するなど、脚本も何かと衝撃的な同作。堺&新垣のコミカルな演技と、脚本が伝えたい毒と笑いが見事にマッチしている作品となった。第9話では視聴率はやや下がり12.8%。注目されつつある中、最終回での飛躍が期待される。
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