エンヤが主題歌提供を決めた本当の理由とは!?
(01/01)
仲間由紀恵、加瀬亮のWキャストで挑む木曜劇場『ありふれた奇跡』。このドラマは内容に加え、世界初となるエンヤが歌うドラマ主題歌『DREAMS ARE MORE PRECIOUS』に注目が集まっている。
エンヤといえば、トータル・アルバムセールスが累計7000万枚を超えており、グラミー賞にも4回受賞した経験があるビックアーティスト。
しかし、意外なことに今までドラマの主題歌を提供したことがなかったエンヤ。
何かしらの信念があって今後もドラマの主題歌を担当することはないのではないかと囁かれていたほどだ。
ではナゼ今回、日本のドラマ『ありふれた奇跡』に曲を提供する気になったのか。
まず、ドラマを手がける長部聡介プロデューサーの話によると、
孤独と絶望を抱えながら生きる男女がささやかな希望を見出す内容のドラマなので、主題歌にはエンヤの曲がピッタリだと考え主題歌提供を直接オファーしたという。
そこで、10月上旬に開かれたロンドンでのアルバム完成記者会見後に、エンヤを交えて緊急ミーティング。
ドラマのコンセプトを長部Pが熱心に伝えたところ、ドラマの趣旨にこれなら合うと最新楽曲を提供してもらえたようだ。
中でもエンヤが曲を提供したいと強く心を動かされたのは“日本人の自殺”に話が及んだ時だという。
日本人は外国人から見ると、非常に優雅な生活を送っており、安全な街の中で楽しく暮らしているというイメージがあるらしく、日本人の死因の第6位が“自殺”であるということが信じられないといった様子だったという。
孤独な人、絶望の淵に立たされている人。そんな日本人の心に何か少しでも訴えられたら…というのが一番の楽曲提供理由のようだ。
日本の本当の姿を知って、自らの歌声で何かを変えようとしているエンヤ。
私たちも日本に暮らしているものとしてこのドラマを見て、
日本という国が今何を必要とし、根本的に考え直さなければいけないものは一体何なのか。
改めて考える時がやって来たのかもしれない…。
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