J'adore(ｼﾞｬﾄﾞｰﾙ)
┗ゴシップ
Dior(ﾃﾞｨｵｰﾙ)の香水｢J'adore(ｼﾞｬﾄﾞｰﾙ)｣CM曲
南ｱﾌﾘｶ郊外で農場を経営するﾌﾗﾝｽ人の父とﾄﾞｲﾂ人の母の下に生まれる｡母娘は酒癖の悪い父親の家庭内暴力に悩まされており､ｼｬｰﾘｰｽﾞ15歳の時に､ついに母親が父親を射殺するという悲劇が起きる(母親は正当防衛が認められている)｡彼女自身は､6歳からｸﾗｼｯｸ･ﾊﾞﾚｴを習い､16歳の時にﾊﾟﾘでﾓﾃﾞﾙ活動を始める｡身長177cm､B90W60H90と伝説の美女ﾏﾘﾘﾝ･ﾓﾝﾛｰよりｳｴｽﾄが1ｾﾝﾁくびれた抜群のﾌﾟﾛﾎﾟｰｼｮﾝを生かし活躍｡その後､女優を目指して93年に渡米｡96年の｢ﾄｩｰ･ﾃﾞｲｽﾞ｣で映画ﾃﾞﾋﾞｭｰ｡ｱﾙﾊﾟﾁｰﾉ､ｷｱﾇ･ﾘｰﾌﾞｽ共演の話題作｢ﾃﾞｨｱﾎﾞﾛｽ｣(97)に出演後､｢ｾﾚﾌﾞﾘﾃｨ｣(98)や｢ｻｲﾀﾞｰ･ﾊｳｽ･ﾙｰﾙ｣(99)で輝き始める｡話題作の主演級を演じ人気ｽﾀｰとなり､自身のﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝを設立｡03年に主演した｢ﾓﾝｽﾀｰ｣では､美貌をかなぐり捨て､10ｷﾛ以上の体重増加と醜女ﾒｲｸで実在の連続殺人犯､ｱｲﾘｰﾝ･ｳｫｰﾉｽを熱演､この演技が高い評価を受け､見事ｱｶﾃﾞﾐｰ主演女優賞を獲得､ﾙｯｸｽだけではない､本格派女優として大いなる飛躍を遂げた｡
本名ﾉｰﾏ･ｼﾞｰﾝ･ﾓｰﾃﾝｽﾝ｡私生児として生まれ､生活の苦しさと彼女が7歳の時に母親が精神病院に入院したことから､里子に出されたり養育施設に預けられたりと恵まれない子供時代を送る｡16歳で高校時代の先輩ｼﾞｪｰﾑｽﾞ･ﾄﾞｱﾃｨと結婚｡航空機工場でいている時､ｽｶｳﾄされてﾌﾞﾙﾈｯﾄの髪をﾌﾞﾛﾝﾄﾞに染めて､売れっ子ﾋﾟﾝﾅｯﾌﾟ･ｶﾞｰﾙとして数々の雑誌の表紙を飾る｡俳優として成功する夢を実現するためﾄﾞｱﾃｨと46年に離婚｡47年に端役として｢嵐の園｣(48)や｢Dangerous Years｣(48)などに出演するが泣かず飛ばず｡女優への夢を捨ず､売春まがいのことやﾇｰﾄﾞ写真などのﾓﾃﾞﾙをして生活費を稼ぎながら演技を学び､ﾄﾙｽﾄｲやﾐﾙﾄﾝなど様々な本を読んで教養を深めようとした｡50年に端役ながら｢ｱｽﾌｧﾙﾄ･ｼﾞｬﾝｸﾞﾙ｣と｢ｲｳﾞの総て｣の2本のA級作品に出演して知名度を上げ､20世紀FOXと再契約を交わし徐々に知名度を上げてゆく｡52年の｢ﾉｯｸは無用｣では初の主役に抜擢され､精神に障害をきたすﾍﾞﾋﾞｰｼｯﾀｰ役を熱演｡｢ﾅｲｱｶﾞﾗ｣(53)での妖艶な悪女役は､ﾅｲｱｶﾞﾗの滝をﾊﾞｯｸに披露したｾｸｼｰなﾓﾝﾛｰ･ｳｫｰｸと共に大きな話題を呼んだ｡53年に無名時代のﾇｰﾄﾞ写真がﾌﾟﾚｲﾎﾞｰｲ誌の創刊号に掲載されたことでﾓﾝﾛｰは一躍新たなｾｯｸｽ･ｼﾝﾎﾞﾙとしての地位を獲得｡｢紳士は金髪がお好き｣(53)､｢百万長者と結婚する方法｣(53)ではﾐｭｰｼﾞｶﾙ･ｽﾀｰとしても､ｺﾒﾃﾞｨｴﾝﾇとしても通用することを披露｡54年にはﾆｭｰﾖｰｸ･ﾔﾝｷｰｽのｼﾞｮｰ･ﾃﾞﾏｼﾞｵと再婚するが､9ヶ月で破局｡その後も｢帰らざる河む(54)や､｢七年目の浮気｣(55)などのﾋｯﾄ作に恵まれながらも､ｸﾞﾗﾏｰ女優でなく演技派女優としての成功を望むﾓﾝﾛｰは､ﾆｭｰﾖｰｸのｱｸﾀｰｽﾞ･ｽﾀｼﾞｵでﾘｰ･ｽﾄﾗｽﾊﾞｰｸﾞから本格的な演技のｺｰﾁを受ける｡1年ぶりの主演作｢ﾊﾞｽ停留所｣(56)での演技は批評家から絶賛され､56年にはﾋﾟｭｰﾘｯﾂｱｰ賞受賞作家のｱｰｻｰ･ﾐﾗｰと3度目の結婚を果たす｡だがその頃から精神的な不安から睡眠薬や精神安定剤などのﾄﾞﾗｯｸﾞやｱﾙｺｰﾙの摂取量が多くなり､撮影現場での遅刻や早退が以前にも増してひどくなる｡ﾋﾞﾘｰ･ﾜｲﾙﾀﾞｰ監督の｢お熱いのがお好き｣(59)は､ﾓﾝﾛｰの遅刻癖と情緒不安定によって撮影現場の雰囲気は険悪を極めたが､映画はﾓﾝﾛｰ出演作の中で最大のﾋｯﾄとなる｡睡眠薬と酒に溺れたﾓﾝﾛｰは61年に精神病院で治療を受け､62年にはﾐﾗｰと正式に離婚｡｢Someting Got to Give｣の撮影中､自宅ﾍﾞｯﾄﾞで死亡しているところを発見される｡死因の真相は未だ謎に包まれている｡
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
