【すごいぞ地方CM】九州ではお馴染み車買い取りのアラジンのCMがセンセーショナル過ぎる!?【Vol.1】

長期休暇で旅行した時に、ふとテレビを付けてみたら全国放送ではまずありえないであろう質、出来を誇るCMを目にした人は多いのではないだろうか?
また、地方在住の人でもその出来に疑問や親しみ(?)を持っている人は多いはず。

そこでこんなすばらしいCMを独り占めしてはならないと思い、広く知り渡らせるべく【すごいぞ地方CM】のタグを付けてピックアップしていきたいと思う。


栄えある第一回は主に九州地方で放送されている「aladdin(以下アラジン)」のCM。
九州以外の人には馴染みがないがアラジンは中古車の高額買取りや査定、オークション代行を行ってくれる会社で、2005年から注目のCMが放映され、今もなお新ヴァージョンが作られ続けている。


企業側から見れば会社のイメージを消費者に訴えるための数少ないツールでもあるCM。
そんなCMだからこそ、爽やかだったり、清潔感のあるタレントを起用したり、時にはは商品のイメージにあったタレントを作ることさえあるかも知れない。

そんな概念を度外視してCMイメージキャラクターに起用されたのは、なんとあの破天荒な芸風の「江頭2:50(以下エガチャン)」。

ホームページではAladdin Egashira Chronicleと銘打って年代ごとに動画がまとめられている。
ちなみに過去放送されたCMでは全てにエガチャンが出演している。
開始の2005年から2007年までは予算がないのか白背景にエガチャンの黒タイツのコントラストがやたらと映えている。

CMの内容はというと、この頃は主に3パターン。
・エガチャンがひたすら奇声を発するヴァージョン
・エガチャンが真っ当に喋っているがその最中にクラクションが鳴るヴァージョン
・妙な踊りを踊るパターン

中でも奇声ヴァージョンの人気が高かったのか2007年に放映されたCMは全て奇声ヴァージョンである。
全く分からない言語を放つエガチャンに視聴者である自分は言語認識能力が乏しいのかと錯覚を起こすほど。
終始奇声に徹っするエガチャンと最後に「アラジン、アラジン」のサウンドロゴ。

あまりにも強すぎるインパクトに何のCMか認識できなかった人も多かったのでは!?


その他、妙な踊りのヴァージョンでは全国放送ではありえないほどの見切れっぷり。
もはや最後のサウンドロゴ無くして何のCMかを認識することは不可能である。

唯一この中で真っ当(?)と思えるクラクションがなるヴァージョンでも、何か言葉を隠すために入れているのか何なのか分からず全くメッセージ性のないCMである。

ここまでセンセーショナルなCMをつきつけられると、もはやそれはそれで新しいCMの形だと認識せざるを得ない。



2008年からは福岡のローカルタレントを交えたり背景色が金色になったりと予算が増えたことが窺い知れる。
エガチャンの動きはメイキングっぽく見せたり、後ろで勝手に躍らせていたりと根本的にはエガチャンはエガチャンのままであるが、ピントがエガチャンだけにあたっていない分CMとしてはまとまりができてしまったのが残念。


近年はエキストラも増え、エガチャンは奇声を発することもすくなくなり、CMが始まった当初のイメージは微塵も感じられない。


アラジンHP(URL⇒http://www.aladdin-fc.jp/02special/index.html)
※PCサイトです。


アラジンにはエガチャンのキャラクターが生きるようなCMを今後もどんどん作って我々を楽しませてもらいたいものだ。

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