●撮影期間4年、ジョニー・トー新作『文雀』中国で公開(2008/08/19)
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開口一番「撮影に4年もかかった!」と訴えたサイモン。「オリンピック精神と忍耐力を必要とされた」と笑い、「どうして4年もかかったのか分からない。体形をキープするのは大変で、とにかく疲れた」と苦労を語った。だが、「現場では新しいスタイルで撮りたい、というトー監督のこだわりが伝わってきたし、素晴らしい作品に仕上がった」と作品をアピールした。
また王家衛(ウォン・カーウァイ)監督同様、脚本をあまり使わないことで知られるトー監督について、ケリーは「監督は撮影前に何も教えてくれませんでした。ハイヒールを履きながらひたすら走るシーンが多くて、足が痛くてたまらなかった。でもどんなシーンなのかさっぱり分からず、演じているのがどんな役柄なのかさえわからないまま、撮影に臨んでいました」と苦笑した。
泥棒が主役のこの作品。トー監督は本物の泥棒を監修役に置くなど、細部までとにかくこだわったという。中国映画ファンの評価はいかに!?(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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