ｱﾆﾀ･ﾑｲの遺産13億円めぐる裁判始まる

●ｱﾆﾀ･ﾑｲの遺産13億円めぐる裁判始まる(2008/04/16)

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　2003年12月､若くして子宮頸がんで亡くなった香港の女性ｽﾀｰ､梅艶芳(ｱﾆﾀ･ﾑｲ)の遺産をめぐる裁判が15日､始まった｡

　ｱﾆﾀは03年9月にがんであることを公表した後､自分が築いた財産約1億香港ﾄﾞﾙ(約13億円)を80代になる母､覃美金さんが全て相続すれば使い果たしてしまうと考え､基金を設立｡そこから親友の劉培基氏と､信心していた仏教団体に遺産を分与し､母には毎月7万香港ﾄﾞﾙを生活費として渡す内容の遺言を残した｡この遺書を母は､｢ｱﾆﾀが意識がはっきりしない状態でｻｲﾝをしたもの｣として､無効だと訴え､裁判を起こした｡

　写真は05年3月､香港のﾏﾀﾞﾑ･ﾀｯｿｰ蝋人形館に完成したｱﾆﾀのそっくり人形に花束を渡す母､覃さん｡
(編集担当:恩田有紀)

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