ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭で受賞の『左右』　中国上映は閑古鳥

●ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭で受賞の『左右』　中国上映は閑古鳥(2008/04/10)

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2月に授賞式が行われた｢第58回ﾍﾞﾙﾘﾝ映画祭｣で脚本賞を受賞した中国の王小師(ﾜﾝ･ｼｬｵｼｭｱｲ)の映画『左右』が4月1日から中国本土で公開されている｡しかし客の入りは3割程度とのことで､大ﾋｯﾄは望めない様子だ｡

　　『左右』は病気の子供を助けるため､離婚した夫との子供をもう1人作り､臍帯血を使って上の子供を治療しようとするｶｯﾌﾟﾙの姿を描いている｡実験的な手法を取り入れ､目立つｽﾀｰを起用しないこうした映画は中国市場でのﾋｯﾄは難しいとされている｡

　　中国映画については､海外の映画祭での評価と国内での評価が分かれるのが常のようになっているが､この作品も例外ではないようだ｡(編集担当:恩田有紀)

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