陳嘉上監督｢ﾁｪﾝ･ｸﾝはﾚｽﾘｰにそっくり｣と驚く

●陳嘉上監督｢ﾁｪﾝ･ｸﾝはﾚｽﾘｰにそっくり｣と驚く(2008/04/05)

(C)ｻｰﾁﾅ&CNSPHOTO

5回目の命日を迎えた香港のｽﾀｰ張国栄(ﾚｽﾘｰ･ﾁｬﾝ)について､親交の深かった映画監督の陳嘉上(ｺﾞｰﾄﾞﾝ･ﾁｬﾝ)がその思い出を語った｡

　　｢ﾚｽﾘｰは親友だった｣と語るﾁｬﾝ監督は､今でも彼の姿が忘れられないという｡｢僕が1984年に脚本を書いた『君が好きだから(原題:縁〓)』という映画にﾚｽﾘｰが出演して､それをきっかけに仲良くなった｡その時に相手役を演じていたのは梅艶芳(ｱﾆﾀ･ﾑｲ)｡ﾚｽﾘｰもｱﾆﾀも亡くなった今､僕1人だけ残されて悲しいよ｣と話していた｡(〓はｲに分)

　　そして遺作となった『ｶﾙﾏ(原題:異度空間)』は未だに見ていないと言い､｢ﾚｽﾘｰはこの映画に出演するべきじゃなかった｡撮影前からうつ病の傾向があると知っていたからね｡演じていくうちに役にはまっていったﾚｽﾘｰは､その影響で自分を失ったのかもしれない｣と悲しそうな表情を見せていた｡

　　また新作『画皮』に起用した中国の俳優､陳坤(ﾁｪﾝ･ｸﾝ)が､ﾚｽﾘｰにそっくりで驚いたとも｡｢表情や気品の高さを感じさせるところなど､ﾚｽﾘｰに本当によく似ている｡親友として証言する｣と語った｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

(C)ｻｰﾁﾅ

韓流･華流ニュース[一覧]