F4ｼﾞｪﾘｰ､演技派への道のりはまだ遠い!？]

●F4ｼﾞｪﾘｰ､演技派への道のりはまだ遠い!？](2007/10/22)

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台湾のTVｱﾜｰﾄﾞ･金鐘賞のﾉﾐﾈｰﾄﾘｽﾄが､先日発表された｡ﾘｽﾄを確認した所､個人賞候補には実力派の名ばかりが並び､ｱｲﾄﾞﾙの名は1人もない状況だ｡

　　今年度の金鐘賞の対象となるﾄﾞﾗﾏには､言承旭(ｼﾞｪﾘｰ･ｲｪﾝ)､周渝民(ｳﾞｨｯｸ･ﾁｮｳ)､羅志祥(ｼｮｳ･ﾙｵ)､徐煕媛(ﾊﾞｰﾋﾞｨｰ･ｽｰ)ら人気ｱｲﾄﾞﾙの主演作が多数あり､それぞれ高視聴率を記録､ﾋｯﾄ作としてﾃﾚﾋﾞ界に貢献している｡しかし彼らの名前はﾉﾐﾈｰﾄﾘｽﾄに挙がることはなかった｡

　　ｼﾞｪﾘｰ主演ﾄﾞﾗﾏ『ｻﾞ･ﾎｽﾋﾟﾀﾙ(白色巨塔)』は､監督賞､脚本賞､戴立忍(ﾚｵﾝ･ﾀﾞｲ)､呉孟達(ﾝ･ﾏﾝﾀ)､Saya､楊謹華(ｼｪﾘﾙ･ﾔﾝ)など多数がﾉﾐﾈｰﾄされているが､ｼﾞｪﾘｰの名前はない｡その結果をｼﾞｪﾘｰは｢僕にはもっと努力が必要だということ｣と冷静に受け止めているという｡

　　監督の蔡岳勳(ﾂｧｲ･ﾕｴｼｮﾝ)は｢ｼﾞｪﾘｰは心血注いで演技に集中した｡製作面で強力な技術的ｻﾎﾟｰﾄがあれば､彼の演技がもっと活かされてﾉﾐﾈｰﾄされたはずだ｣とｺﾒﾝﾄしている｡

　　またF4を発掘し育てあげた有名ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰの柴智屏(ｱﾝｼﾞｰ･ﾁｬｲ)は､｢彼らがﾉﾐﾈｰﾄされなかったのは､単にｱｲﾄﾞﾙだからという理由かもしれない｡演技が上手くても､ｱｲﾄﾞﾙ視されてしまうとそれが先入観になり､正当な評価をしてもらえない可能性がある｣と分析している｡(編集担当:饒波貴子･黄珮君)

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