●北京人民芸術劇院の傑作『雷雨』、東京で24日〜(2006/11/24)
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北京人民芸術劇院は1952年に設立され、これまで、国内外の古典から現代劇まで約300演目を上演してきた中国トップレベルのストレートプレー劇団。今回上映する『雷雨』は劇院の初代院長を務めた中国文学界の巨匠・曹禺が33年、弱冠22歳で発表した悲劇。
過去の恩讐に起因する不幸が1日という短い時間の中で2つの家庭、8人の人物の身に降りかかる。狭い舞台の上に当時の道徳観、階級という矛盾、そして個人の環境や時代に対する強い反発が描き出す手法は、中国のストレートプレー界に大きな大きな衝撃を与え、見る人々に深い感銘を与えた。息をつかせぬストーリー展開に、個性的な登場人物、練り上げられたせりふ――。中国語公演だが日本語字幕が付くので、中国語が分からなくても十分堪能できるだろ。
チケットはS席9450円/A席6300円/B席4200円/バルコニー3150円。パソコンか携帯電話でSHIKI ON-LINE TICKET(http://489444.com)にて購入できるほか、劇団四季予約センター(電話:0120−489444)で予約、劇団四季専用劇場のチケットボックスで直接購入が可能だ。チケットぴあ、ファミリーマートでも扱っている。
(編集担当:恩田有紀)
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