●胡兵(フー・ビン)「華流とか韓流とか、もう止めよう!」(2006/03/28)
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1時間ほどの記者会見で胡兵(フー・ビン、=写真)は2度、この言葉を繰り返した。
1月27日、東京都内のホテルで開かれたこの会見のタイトルは「『フービン』プロジェクト サポート企業合同記者会見」。上海出身。ルイ・ヴィトンやバレンティノなど世界の有名ブランドにも認められた男性スーパーモデルで、俳優、歌手としても活躍するフー・ビンが日本で本格デビューすることを宣言し、コラボレーションなどによってサポートする企業など8社がそれぞれのプランを語った。
「『フービン』プロジェクト」のサポート企業には、東映エージェンシー、USEN、JTBなどの有名企業が名を連ねる。フー・ビン出演の映画の計画や、中国、日本双方向の観光PRプロジェクト、ブログやテレビ番組などによって、彼をアジア発の世界的スターとして有名にしていこうという構想だ。そのアイディアはフー・ビン自身のポジティブな人柄やグローバルな視野に触発されて生まれたものだという。
しかし、フー・ビン自身が考えていることはそれだけではない。さらに地に足が着いているように見える。海外に出て長く活躍してきた中国人として、アジアのエンターテインメント人気を一過性のブームに終わらせたくない。彼は今後、「アジアで芸能文化が一番発達している」と自ら語る日本を拠点に、国境を取り払う勢いでたくさんのコラボ企画を実現させていきたいのだという。(編集担当:恩田有紀・如月隼人)
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