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　今やｱｼﾞｱ各国で｢ｼﾞｪｲ旋風｣を巻き起こしている台湾のｱｰﾃｨｽﾄ､周杰倫(ｼﾞｪｲ･ﾁｮｳ＝写真)｡本家の台湾では､｢ｼﾞｪｲ現象｣が修士論文のﾃｰﾏにもなり､話題を呼んでいる｡7日付で華夏経緯網が伝えた｡
　論文を書いたのは､台湾の国立中央大学中文研究所の学生で､ﾃｰﾏは｢周杰倫現象に関する研究｣｡論文は図書館に所蔵され､かなりの人気だという｡
　130ﾍﾟｰｼﾞ以上にわたる論文では､ｼﾞｪｲの歌詞からｼﾞｪｲ人気の秘密を分析｡そして論文が導き出した結論は､｢ｼﾞｪｲの音楽は､ｱﾒﾘｶﾝｽﾀｲﾙの音楽と様々な音楽が融合したものに方文山(ｳﾞｨﾝｾﾝﾄ･ﾌｧﾝ)が生み出す古典的でかつ生き生きとした歌詞が加わり､台湾独特のﾗｯﾌﾟ音楽を生み出している｣というものだった｡
　この学生は､｢論文をｳﾞｨﾝｾﾝﾄやｼﾞｪｲにも見てもらいたいけれど､彼がﾊﾟﾊﾟﾗｯﾁ嫌いなのは知っているので､私の論文のせいで彼がﾊﾟﾊﾟﾗｯﾁに追いかけられるのはｲﾔです｣とｺﾒﾝﾄしている｡(編集担当:田村まどか･如月隼人／写真提供:巖本雅子)

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