ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ:ｶﾝﾇ映画祭の審査委員長に

●ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ:ｶﾝﾇ映画祭の審査委員長に(2006/01/05)

　香港映画界の巨匠､王家衛(ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ)監督が､今年5月17日に開幕する｢第59回ｶﾝﾇ映画祭｣の審査委員長に就任することが決定｡中国人監督としては初めてとなる｡5日付で新浪娯楽が伝えた｡
　ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ監督は､審査委員長に選ばれたことに対し､｢光栄です!｣と喜びのｺﾒﾝﾄを発表｡｢他の委員とともに､現代映画界の中で最も才能を持った人と､彼らが創り上げる夢を分かち合うことができると期待している｣などと語った｡
　ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲ監督の映画がｶﾝﾇ映画祭で初めて上映されたのは1989年｡1997年には､『春光乍泄(邦題:ﾌﾞｴﾉｽｱｲﾚｽ)』が最優秀監督賞を受賞｡2000年には『花様年華』が米国で興行収入270万ﾄﾞﾙを達成したことも､ｳｫﾝ･ｶｰﾜｲの名を世界に知らしめた｡(編集担当:田村まどか･如月隼人)

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