●『アバウト・ラブ』:日中合作映画初の優秀対外合作映画賞(2005/08/31)
(C)サーチナ&CNSPHOTO
天津映画撮影所の任煥起・副社長によると、受賞理由は、国際性がある作品であること、映画を通じて、日中友好のメッセージが表現されていること、3人の監督による、東京・上海・台北というアジアの3つの都市を舞台にした3つの物語という斬新なコンセプトであること、テーマである「異文化コミュニケーション」の物語が秀逸であったことなどとされる。
その他、優秀監督賞には、東京国際映画祭でも昨年高い評価を受けた『可可西里(ココシリ)』の陸川(ルー・チュアン)監督が、最優秀主演女優賞は『十面埋伏(邦題:LOVERS)』の章子怡(チャン・ツィイー)と霍建起(フォ・ジェンチィ)監督の新作『情人結』の趙薇(ヴィッキー・チャオ)、市場開拓賞には張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『LOVERS』、最優秀作品賞には『ココシリ』『LOVERS』など10作品が選ばれた。
今年は、中国映画誕生100周年という節目の年にあたり、会場には、香港の映画界から、成龍(ジャッキー・チェン)、『英雄(邦題:ヒーロー)』『LOVERS』の張芸謀監督、女優の徐静蕾(シュー・ジンレイ)、俳優の劉Y(リウ・イエ)、夏雨(シア・ユイ)などが各賞のプレゼンテーターとして参加した。(編集担当:田村まどか)
(写真提供:ムービーアイ・エンタテインメント株式会社)
(C)サーチナ
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011