●チュ・ジフン、麻薬事件当時の心境を告白(2012/07/24)
韓国の俳優、チュ・ジフンがこのほど、自身の麻薬事件に対して「嘘(うそ)はつきたくなかった」と当時の心境を告白した。チュ・ジフンは韓国メディア『OSEN』のインタビューに対し、「普段から堂々としていられないのはいやだった。堂々としていたいと思い、(麻薬の使用を)認めた」と語った。
チュ・ジフンは、「検査結果で陰性だったにもかかわらず、麻薬の使用を認めた理由は何だったのか」という質問に対し、「当時、私が生きてきた人生と、今後生きていく人生が脳裏に浮かんだ。普段堂々としていられないのは嫌だと思った。今でも堂々としていられるようがんばって仕事をしている。取り調べを受けて座っているとき、あまりにも堂々としていられなかったから」と明らかにした。
続けて、「もし私がそこで嘘を語れば、死ぬまで嘘を語り続けなければならない。両親だけでなく、一緒に仕事をする人びとにまで嘘をつかなければならない。愛する人にも正直になりたかった。今後、結婚をする時、義理の父や母にも嘘をつかなければならないのではないか。私の職業は芸能人だから、その事件に対して尋ねられるはずだ」と付け加えた。
また、「認めて罰を受けて反省することが堂々として良いと思った。他でもない私自身が犯した過ちだからだ」と告白した。
チュ・ジフンは2008年、麻薬使用で懲役1年と罰金44万ウォンの有罪判決を受け、すぐに軍に入隊していた。2011年11月に兵役を終了して除隊したチュ・ジフンが主演する映画「私は王である」は8月9日に公開予定だ。(編集担当:坂下望)
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