中国エンタメ授賞式「華鼎奨」、ジャッキーやニコラス受賞

●中国エンタメ授賞式「華鼎奨」、ジャッキーやニコラス受賞(2012/07/10)

中国エンターテインメント界の授賞式「2012華鼎奨」が7月4日に北京で行われ、成龍（ジャッキー・チェン）、葛優（グォ・ヨウ）、謝霆鋒（ニコラス・ツェー）、張家輝（ニック・チョウ）ら100人以上の芸能人が出席。盛大な式典が開催された。

　　審査員主席をつとめたベテラン男優・趙本山（チャオ・ベンシャン）は、「華鼎奨は投票で選ばれた人物が受賞できるもの。一生懸命作品を作り、大衆のみなさまに愛されてこそ、芸能人は活動を続けることができる。受賞者は心でしっかりと賞を受け止め、大切にすべきだと思う」とあいさつ。

　　「亜洲傑出成就大賞」に輝いた成龍（ジャッキー・チェン）は、「僕の人生は、4つの段階に分けられます。お弁当目当てで映画に出ていた頃。そしてお金のために、がむしゃらに仕事をしていた頃。その後はファンのため。でも今は、自分のために映画を撮影しています。自分が良いと思える作品を作り続けたいと思っています」とスピーチした。

　　また好感度調査1位になり、「中国傑出成就賞」を与えられたのが、グォ・ヨウと劉暁慶（リウ・シャオチン）。グォ・ヨウは「審査員と大衆のみなさまからいただいた栄誉とプレッシャーに感謝します。家に帰ってこのトロフィーを見る度に、もっと頑張っていい映画を作ろうと思う事でしょう」と笑い、シャオチンは「デビュー当時、助けてくれた方たちに心から感謝しています。この賞をいただけたということは、後退していない証拠になります」と喜んだ。

　　そのほか「中国映画最優秀男優賞」に選ばれたのは、ニコラス・ツェー。「出演のチャンスを作ってくださった、制作会社やスポンサー、監督に感謝します。そして今後はもっと努力します！」という宣言が飛び出した。また日本からはＥＸＩＬＥのＡＴＳＵＳＨＩが「亜洲演芸名人大奨」に選ばれ、授賞式に出席した。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）

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