チャン・イーモウの新作、主役はイギリス人男優に決定

●チャン・イーモウの新作、主役はイギリス人男優に決定(2011/01/03)

2011年に公開が予定されている、中国映画界の巨匠・張芸謀（チャン・イーモウ）監督の新作映画『金陵十三釵』。チャン監督が初めて戦争をテーマに手がけると話題になっているが、主人公はハリウッド男優のクリスチャン・ベールに決定。1937年の南京を舞台に、戦争から逃れる人間たちの生きざまが描かれる。

　　スティーヴン・スピルバーグ監督作品の『太陽の帝国』の主人公に抜擢され、1987年にスクリーンデビューを果たしたクリスチャン・ベール。当時13歳だった彼は、日中戦争時に上海で生活するイギリス人少年を演じ、スター街道を駆け上がった。

　　チャン監督は「脚本上外国人男優が必要で、アメリカでクリスチャンに会い素晴らしい俳優だと思った。その後何度もコンタクトを取り、時代背景のわかる歴史資料も渡し済。彼は真面目に資料を勉強し、出演を快諾してくれた」と嬉しそうに発表した。

　　本作はクリスチャンのほか、〓大為（トン・ダーウェイ／〓はにんべんに冬）や曹可凡ら中国の人気スターが出演。国際的に注目される大作になりそうだ。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）

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