ジェット・リー、壹基金のパートナー中国赤十字に感謝

●ジェット・リー、壹基金のパートナー中国赤十字に感謝(2010/09/28)

運営の危機が伝えられている、チャリティー組織「壹基金」。設立者の李連杰（ジェット・リー）が、パートナーである中国赤十字に謝罪の言葉を伝え、改めて感謝するなど現状を語った。

　　民間が慈善組織を運営することはほとんど不可能という中国で、ジェットは中国赤十字をパートナーに「壹基金」を続けてきた。「閉鎖に追い込まれそうな状況になり、赤十字に多大な迷惑をかけたことを申し訳ないと思っています。設立から3年、困難を乗り越えながら共に活動してきました。赤十字は壹基金の親のような存在で、成長を見守ってくれています。そしてこれからも、助けてくれるでしょう」と感謝の気持ちを伝えた。

　　また中国赤十字も、ジェットをバックアップしていくことを示しており「壹基金の運営は我々にとっても喜ばしいこと。だが独立を希望するジェットの意思は認められない。大衆から集めた寄付金の管理は個人では難しく、公共機関と共同で運営していくべきだと考えている。壹基金はあくまでも赤十字の基金のひとつであることを、みなさんに認知してもらいたい。そしてしっかり管理していて、国家審査も受けている基金であることを表明する」と発表。今後も赤十字の指導の元、壹基金の活動が続けられる。

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