●心機一転、2010年の抱負を語ったアンディ・ラウ(2010/02/22)
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2009年、年男だった劉徳華(アンディ・ラウ)は、隠していた結婚の事実が公になり、バッシングを浴びるアンラッキーな一年だった。新しい年を迎え心機一転を図りたいというアンディが、香港週刊誌のインタビューで心境を語っている。
常々健康に気を付けているというアンディは、「半年に一度、必ず健康診断を受けている。肝炎を持っているので、飲食のコントロールが大事。がんにならないように注意し、冷たいものは摂らず運動を欠かさないなど意識しているよ。食事は家族全員あっさり味が好きで、健康的。86歳の父も僕もごはんはお茶碗の半分程度しか食べないし、母は糖尿病で少食。食卓に魚と野菜があれば、それで満足する家族なんだ。スポーツはバスケットとバレーボールが好きだが、友人と気軽に楽しめるのはボーリングだね」と笑顔でプライベートを語った。
また2010年も映画『新少林寺』の撮影や、上映を控えた『未来警察』の宣伝で年初から忙しいアンディ。「1年で6週間程度はたっぷり休んでいる。普段もなるべく家にいようと心がけているよ。家にいる時は、香港やアメリカのドラマを見て楽しんでいる。大笑いできる周星馳(チャウ・シンチー)の映画も大好きで、よく見ている」と語り、多忙な日々を実感している様子がないようだったという。
そして気に入る脚本があれば、ハリウッド進出も考えるというアンディ。「ハリウッド映画に出演できても、主役でないチョイ役では大きな顔はできない。彼らがアジア人の僕らに与えるのは、けんかや殺し合いのシーンばかり。僕は1992年にハリウッドのプロダクションと契約し、3か月に1回はハリウッドに飛んでいたけれど、“中国人がいい役で出てくる脚本は、10年中5本もないだろう”とはっきり言われた。僕はハリウッドにこだわるつもりはなく、好きな脚本に巡り合って演技ができればそれでいい。だからどうしてもハリウッドという気持ちはないし、縁があれば自然とチャンスが巡ってくると思う」と冷静だ。
デビューから約30年、「家族が一生暮らせる程度の貯金ができたので、これからは楽しく素直に生きたい」と話していたというアンディ。夫としての顔や生活感を見せるような態度は取らず、家庭生活については語らない、と固く決めているそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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