ﾁｬﾝ･ｲｰﾓｳ監督､母とﾍﾞﾙﾘﾝ国際映画祭に

●ﾁｬﾝ･ｲｰﾓｳ監督､母とﾍﾞﾙﾘﾝ国際映画祭に(2010/02/17)

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11日深夜､第60回ﾍﾞﾙﾘﾝ国際映画祭が開幕し､ｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞ作品である王全安(ﾜﾝ･ﾁｭｴﾝｱﾝ)監督の作品『団圓(英題:Apart　Together)』が上映された｡

今回､ｺﾝﾍﾟﾃｨｼｮﾝ部門に参加した20作品のうち､中国の作品は『団圓』と張芸謀(ﾁｬﾝ･ｲｰﾓｳ)監督の『三槍拍案驚奇(英題:A　Woman，A　Gun　And　A　Noodle　Shop)』｡また『蘇乞兒』と成龍(ｼﾞｬｯｷｰ･ﾁｪﾝ)主演の『大兵小将』も特別上映部門に参加する｡

ﾜﾝ･ﾁｭｴﾝｱﾝ監督は3年前に『ﾄｩﾔｰの結婚』で金熊賞を受賞､ﾁｬﾝ･ｲｰﾓｳ監督は『紅いｺｰﾘｬﾝ』で金熊賞､『初恋の来た道』で銀熊賞を受賞している｡ｲｰﾓｳ監督は今回の同映画祭60周年を記念し､さらに6分間の短編映画を制作しているという｡

今回の映画祭期間は中国の旧正月と重なっており､多くの映画人が異国でお正月を祝うことになりそうだ｡現地の中国人を集めて新年をお祝いするというﾜﾝ･ﾁｭｴﾝｱﾝ監督に比べ､ｲｰﾓｳ監督は大みそかを北京で過ごし､そのまま14日の明け方に母親とﾍﾞﾙﾘﾝへ向かったという｡監督は同映画祭の開催期間中､時間を見つけて母親とﾍﾞﾙﾘﾝを観光する予定だ｡

一方､ｱｸｼｮﾝｺﾒﾃﾞｨｰ『大兵小将』に主演しているｼﾞｬｯｷｰは飛行機の中で新年を迎えたようだ｡妻･林鳳嬌(ｼﾞｮｱﾝ･ﾘﾝ)と新年を過ごせないことについて｢申し訳ないと思っている｡｣と話した彼だが､｢実は､僕は家族の誕生日も覚えられない人間なんだ｡でも重要なことは彼らと毎日を誕生日や記念日のように過ごすことだよ!｣と話していた｡(編集担当:鈴木菜歩)

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