●年をとらないビビアン・スー、その若さは今や伝説!?(2010/01/02)
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芸能界には実年齢よりも若く見えるスターが数多くいるが、その中でも群を抜いているのは徐若〓(ビビアン・スー/〓は王へんに宣)だろう。台湾メディアは「ビビアンの不老伝説は今や神がかり的」と報道し、台湾芸能界の母と呼ばれる張小燕は「ビビアンに初めて会ったのは彼女が15歳で、“少年キラー”と呼ばれていた頃。それから20年。今は“男性キラー”と呼ばれている。マスコミはキャリアを積んだ、蕭薔(ステファニー・シャオ)や林志玲(リン・チーリン)たちをよく批判しているけれど、ビビアンのことは悪く報道しない。ビビアンを嫌う女性もほとんどいない。どうしてなのだろう?」と疑問を投げかけた。
歌手・女優活動以外にも、作詞家としても人気のビビアン。過去に歌詞を書いた周杰倫(ジェイ・チョウ)やF4メンバーの歌では、自身の人生経験や恋愛観を表現したという。そして自ら認めるのは負けず嫌いな性格。「日本で仕事をするのは、プレッシャーとの戦いでした。完璧さを求められる日本では、真面目にきちんと仕事をこなさなければいけない。最高7日間連続で眠れなかったこともありました」と振り返ったビビアンの努力は誰もが認めるところで、家族と相談することなく自分一人の意思で、日本行きを決めたそうだ。
2009年はビビアンにとって飛躍の年となり、中国作品数本に出演。台湾の記録的ヒット映画『海角七号/君想う、国境の南』の監督、魏徳聖(ウェイ・ダーション)の新作『賽徳克・巴莱』ではヒロイン役の先住民女性を演じることも決まり、「私にはタイヤル族の血が流れています。子供の頃におばあちゃんの家に遊びに行くと、タイヤル語があまり理解できなかった。でも先住民の生活習慣は、記憶の中に残っています」と意気込んでいる。
また好きな男性のタイプを聞かれると、「男らしい人!」とビビアンは即答。「自分の性格は男っぽいと思うし、食事を何にするかはっきり決められない男性なんて好きにならない。富豪との結婚にも興味がないわ。お金は自分で稼ぐし、家族を幸せにしたいと思う気持ちは誰よりも強い。素敵な家を見ると親にプレゼントしたいと考えてしまうし、私の中で一番大切なものは家族です」とプライベートの思いも語った。
芸能界の仕事は年をとっても続けていきたいそうで、「ママの役やおばあちゃん役を演じていきたい」と生涯女優宣言したビビアン。努力家ではっきりとした意思を持ち、美肌磨きに熱心で少女のようなかわいらしさも持ち合わせたまま。仕事もプライベートも完璧主義な面が人々に長く愛される魅力なのだろう。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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